猫も杓子も。

わかりあえない、なんて知ってるわ。

冷たい、その痕。

 

卒業旅行第一弾。

 

飛騨国編。

 

以前予備校の先生だかに、旧国名は国の前に「の」を付けて読まないとかっこ悪いと言われたのをずっと覚えている。

 

「ひだのくに」

 

高山と白川郷

 

高山は3回目。

 

行き過ぎ。

 

 

 

*****

 

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3年ぶりの高山駅。

 

めっちゃ綺麗になってて驚いた。

 

けど、有人改札……。

 

 

 

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お昼ごはん。

 

キッチン飛騨。

 

今までは一人だと入る勇気がなかったので、いつも食べたいなぁ、と思いながら通り過ぎていた。

 

お肉。最高でした。

 

 

 

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ティータイムは、喫茶去かつて。

 

バグパイプは高山来たらいつも行ってたけど、こっちは初めて。

 

あまがさね、という和パフェを。

 

おいしい。

 

 

 

*****

 

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2日目は、白川郷へ。

 

行きも帰りもバスは中国人だらけだったし、なんなら白川郷でも9割中国人。

 

ここは中国か!

 

て思ってしまった。

 

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合掌造りの模型。

 

丁度向かいが紅葉のパネルで、真冬なのに秋っぽい写真が撮れた。

 

 

 

高山に戻ってから、バグパイプへ。

 

高山来たら絶対に行っている場所。

 

でもいつも、お目当ての席が空いていない。

 

今回も、ウインナーココア。

 

 

 

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夜も合掌造り。

 

飛騨の里、という高山駅近くにあるところ。

 

白川郷から移築してきたらしい。

 

椎茸茶をふるまっていて、それで暖まれたのがよかった。

 

味も良し。

 

 

 

*****

 

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最終日は、とっておいた高山陣屋と三町散策。

 

陣屋は、鉄舟さんゆかりの地なので好き。

 

お昼は高山ラーメン

 

そのあと時間つぶしにカフェ入った。

 

思えば、毎日お茶してた。

 

最近珈琲とか紅茶に嵌っているせいもあるけど。

 

高山はカフェ多い気がする。

 

 

 

*****

 

そんなこんなで、二泊三日の飛騨旅行終了。

 

 

耳の長さ故の思い違い。

 

2017年に入ってから、期間限定の楽団?に参加している。

 

練習期間はたったの2か月。

 

基本、1・2月の土日は練習日。

 

なので?最近あんまり本が読めていない。

 

 

 

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①寺田幹太 編2016『草獅子』vol.1、双子のライオン堂

 

書店発の文芸誌。

 

第1号だからって理由で購入。

 

お店は赤坂にあって。

 

前に新美でルノワール展だかを観た帰りに寄ったけど、開店までまだ時間があって諦めた。

 

5月以降は東京なので、そしたら行ってみるつもり。

 

 

 

②岡本裕一朗2016『いま世界の哲学者が考えていること』ダイヤモンド社

 

ポスト構造主義以降の話とかがわりと簡単に述べられていていい。

 

 

 

ウラジーミル・ナボコフ、野島秀勝 訳2013『ナボコフの文学講義(上)』河出文庫

 

二流の読者というものは、自分と同じ考えが心地よい衣裳をまとって変装しているのを見て、快く思う。(pp.55) 

 

文学は、狼がきた、狼がきたと叫びながら、少年がすぐうしろを一匹の大きな灰色の狼に追われて、ネアンデルタールの谷間から飛び出してきた日に生まれたのではない。文学は、狼がきた、狼がきたと叫びながら、少年が走ってきたが、そのうしろには狼なんていなかったという、その日に生まれたのである。(pp.61) 

 

 

 

佐々木中2015『仝 selected lectures 2009-2014』河出文庫

 

講演録。

 

自分だけの体験は、言葉を媒介すること、もっと広く言えばメディアを媒介することによって、全て「よくある話」「凡庸な話」になってしまう。(pp.44) 

 

 

 

町田康2016『ギケイキ 千年の流転』河出書房新社

 

文学全集の訳もそうだったけど、声出るくらいにおもしろい。