食べる。寝る。喋る。歩む。
memo.
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先週、保険の方が来て、お金は計画的に貯めましょう。的な話をしていた。
皆さん、将来の夢はありますか。
今の若者は、昔と異なり車を欲しがらないらしい。
わたしもそれほどほしいとは思わない。
けど、夢というほど大げさではないが、家を建てたいという想いがある。
あと、子供を育てたい。
結婚できるかは知りませんが。
先週の新聞に、保育所に落選した人が、23区と政令都市あわせて最低でも5万3000人入るという記事が出ていた。
去年頭くらいに、「保育園落ちた日本死ね」という匿名ブログが話題になったのは記憶に新しいと思う。
保育所が圧倒的に足りていないのは事実。
だからといって、単に増設すればいいというわけにもいかない。
2016年の出生数は100万人を下回った。
これは、統計開始以来初めてとのこと。
自治体は、増設しても少子化は目に見えているんだから……、て渋っている。
まぁ、他にも懸念はある。
「地域住民の反対」である。
子供の声が騒音だと言って、文句言う人がいるらしい。
私は気にならないけど。
とにもかくにも、いろいろと<不寛容な時代>になったと思う。
では、なんで「見守れない」のか、「許せない」のか。
そう考えると、今の世の中は「人間らしさ」が欠けているからだと思う。
巷にあふれる「ライフスタイル」には、この部分が切り捨てられている。
どれも「無理」をしている。
「効率」は大事だが、それだけを求めすぎると「人間の消滅」につながると思う。
人間の本質は「どうでもいいことに熱中すること」だと、誰かが言っていた。
「どうでもいいこと」て、いまこの世の中にはなかなかない気がする。
すべてに「存在理由」が問われていて、とても生きにくい。
「どうでもいいこと」は直接、保育所を増やすことにはつながらない。と思う。
けれども、「人間らしさ」は取り戻せる。確実にこの手の中に帰ってくる。
わたしはそれを取り戻し、人間らしい人生を謳歌したい。
170407