猫も杓子も。

わかりあえない、なんて知ってるわ。

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7年ぶりに熊本へ行った。

 

台風が来ていたため、飛行機が飛ぶかどうかぎりぎりまでわからないため、とてもはらはらさせられたが結果飛んでちゃんと熊本へ降り立ったのでよかった。

 

熊本へ着陸できない場合は羽田に引き返すか、伊丹へ行くと言われていたから。

 

なんで伊丹なんだ、と思ったが、熊本へ行ったのでもういい。

 

 

 

今回の旅の目的は二つあった。

 

①復興中の熊本城を目に焼き付ける

②鹿児島初上陸を果たす

 

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現在、熊本城本丸部分に立ち入ることができない。

 

2年前に発生した熊本地震により熊本城が倒壊し、その修復工事がおこなわれているため。

 

今は、復興ルートとして本丸をぐるっと回る見学コースが設定されている。

 

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熊本城の完全復興は20年かかるらしい。

 

その間に何度も熊本を訪れたい。

 

 

 

 

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2日目は鹿児島。

 

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一日目とは打って変わっての晴天。

 

鶴丸城と仙厳園へ行った。

 

あんまり時間がなかったためいそいで回った。

 

 

 

黒豚食べて東京に帰った。

 

今度はゆっくり鹿児島巡りしたいなぁ。

ハンドルは転がる

2018年4月、読書録。

 

川勝平太2016『文明の海洋史観』中央公論新社

 

マルクス唯物史観、梅棹のせい大使館を受けて、両者の「陸地性」を批判。近代は、「海」=海洋アジアからの影響が東西へ波及し、極東-日本と極西-イギリスへたどり着き、閉/開という相反する態度によって生まれたという。

 

 

 

②岡地稔2018『あだ名で読む中世史――ヨーロッパ王侯貴族の名づけと家門意識をさかのぼる』八坂書房

 

完全に学術書

 

巻末のあだ名リストは必見。

 

 

 

③末近浩太2018『イスラーム主義――もう一つの近代を構想する』岩波書店

 

イスラーム主義とは、「宗教としてのイスラームへの信仰を思想的基盤とし、公的領域におけるイスラーム的価値の実現を求める政治的イデオロギー」(pp.2)

 

中東は、西欧的国家とは異なる国家を模索し続けている。

 

そういう視点を持たないと、中東の歴史は理解ができないと思った。