2015-10-31 水色。 book 10月の読書録。①大澤真幸(2015)『〈世界史〉の哲学 イスラーム篇』講談社一応、シリーズものらしく、すでに「古代篇」「中世篇」「東洋篇」が刊行済み。けれども、どこから読み始めても問題はなく、私も「イスラーム篇」から入った。いきなり「イスラーム篇」かよと思うかも知れないけど、全くの無知でも?理解できると思う。私にとっては、イスラームのイメージが180°変わった一冊。②辰野隆(2015)『フランス革命夜話』中公文庫学祭定演で「民衆を導く自由の女神」を演奏するためよんだ。けど、読みにくい。著者はロベスピエールがあんまり好きじゃないらしい。最後の翻訳ものは、全然頭に入ってこなかった。やっぱり、カタカナ固有名詞は苦手。今月は、2冊しか読了できていない。大物「ユリシーズ」に手こずり過ぎている感は否めない。