駆け足に。
7月読書録
①ピエール・バイヤール著、大浦康介訳(2008)『読んでいない本について堂々と語る方法』筑摩書房
うさんくさい書名だけど、著者はパリ第八大学の教授で、精神分析家。
そいえば、フランスって精神分析が一般的らしい。
日本じゃ、どこにいるのかわからないよね。いるらしいけど。
②ティムール・ヴェルメシュ著、森内薫訳(2016)『帰ってきたヒトラー(上)』河出文庫
③ティムール・ヴェルメシュ著、森内薫訳(2016)『帰ってきたヒトラー(下)』河出文庫
現代に、ヒトラーがよみがえって、コメディアンに。
ヒトラーの、驚異の適応能力。
最初は笑っていられたんだけど、だんだん笑えなくなっていった。
おもしろいんだけどね。
④東浩紀編(2016)『ゲンロン2』genron
「独立国家論」がおもしろい。井上ひさしの、「ひょっこりひょうたん島」と「吉里吉里人」。