猫も杓子も。

わかりあえない、なんて知ってるわ。

清心。

 

大学を卒業した。

 

京都に来て4年。

 

ちゃんと4年で卒業してやりましたよ。母上。

 

 

 

 *****

 

この4年で一番(は言い過ぎかもしれないけど結構)言われたのって、「なんで京都に来たの?」だと思う。

 

なんで。

 

家を出たかった。

 

と、たいていは答えていた。

 

これは嘘じゃない。

 

家は出たかった。狭いし。部屋を片付けられない人たちだし。

 

それと、生活力をつけたかった。

 

こっちが本音。

 

実家にいれば、ご飯は出てくるし、洗濯してくれるし。なんなら朝起こしてくれる。

 

でも、夢に描いた18歳以降を、そんなんで暮らしていていいのかと考えたりもした。

 

けど、そんなこと言えないので、日本史勉強したいから京都行くと、もっともらしく説得して、一人暮しを勝ち取った。

 

そんなこんなで、京都行きを目標としたわけだけど。

 

今の大学行けるとは微塵にも思っていなかった。

 

学力がね、全然足らなかったわけ。

 

模試の判定はDとか。

 

まぁでも奇跡は起こるもので。

 

ボーダー+2~3点上という、ぎりぎりのぎりぎりを叩き出して、合格。

 

直前に見てた、戦時中あたりの超マイナー社会主義政党名が合っていたのは憶えている。

 

そんな感じで、日本史の点数が割合よかったことが幸いしたと思う。

 

自慢じゃないけど(否、自慢!)、あほな高校だったので、進学先としては結構上の方だったと思う。

 

 

 

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晴れて大学生。

 

いろんなサークルがあるのに。

 

選んだのは吹奏楽

 

 

pisces26.hatenablog.jp

 

最初つまらなかった、という話は上記事参照。

 

 

 

4年もあれば出会いもあるし、その出会いより多く別れもあった。

 

まだここ見てたら、殺されそうな気もするけど。

 

最初、遠距離恋愛をしていた。

 

他の子らなんか全然興味出なかったのに。

 

結果、駄目でした。

 

私のせいですね。

 

あと、別件で友達も少し失いました。

 

自業自得。

 

やっぱりあれ。

 

男女の友情とかはない。

 

うん。

 

もう少し経ったら、すべてとは言わないけど。

 

振り返ればいい思い出、になるのかな。

 

そこに至るまでの、道はとてつもなく長そうですが。

 

 

 

*****

 

京都。

 

いいとこだったと、ほんとに思う。

 

大学生を、京都で過ごせてなんだかんだ充実してた。

 

空きコマとか、なんなら授業さぼってお寺行ってみたり。

 

観光客多いわ!とか文句たれながら、春夏秋冬×4年、移り行く景色やそのときどきの食べ物を堪能した。

 

思い出に浸って、昔はよかったというのは簡単とか言うけど。

 

その思い出をつくるのって、意外と大変なんだなと思う。

 

昔語りは老害認定されたりするけど。

 

それでも、そこに行きつくには並大抵の苦労はしてないはず。

 

京都の思い出をうまくまとめられていないので、気が向いたら書きたいと思っている。

 

決して、老害じゃないので。

 

生温かい目で読んでください。