猫も杓子も。

わかりあえない、なんて知ってるわ。

今だけは。

 

 

焼き物と言ったら、「瀬戸物」を思い浮かべる人は多いと思う。

 

ただ、関東はじめ東日本は「瀬戸物」だけど、西に行くと「唐津物」だかなんだかって言う、て聞いたことがある。

 

でも、江戸時代初め頃に、京都三条通り沿いに瀬戸物屋があったみたいだし*1、ほんとに「唐津物」って言うのか疑問。

 

けれども皮肉なことに、陶磁器生産量一位は岐阜県らしい*2

 

もう、「美濃物」とでも呼び始めたらいいんじゃないかとか思う。

 

ってことで、いまさら瀬戸美濃いった話。

 

 

 

*****

 

9月中旬あたりに、ゼミの人2人と瀬戸美濃行ってきた。

 

朝7:00に近鉄小倉駅集合。

 

ここから高速乗って愛知県へ。

 

4時間くらいかかった。

 

遠かった……。

 

瀬戸蔵ミュージアムへ。

 

ボランティアの方がみっちり2時間弱解説してくれた。

 

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影が入ってるのは申し訳ない。

 

窯構造のパネルとか、ぱしゃぱしゃ写真撮ってた。

 

そのあと、窯垣の道へ。

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窯道具が石垣みたいに積まれているところ。

 

上の写真のところは、江戸時代に積んだもので、瀬戸で最古のものだって、おっちゃんが教えてくれた。

 

匣鉢、ばっきばきに割れてる。

 

このあと、おやつ近かったので、うどん食べに行った。

 

この日はほかは、陶祖様のとことか磁祖様のとことか見て、土岐市に向かった。

 

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これ、陶製の鐘。

 

戦時中の金属供出の際に作ったとか。

 

ただ、撞けない。割れる。

 

土岐市では、駅前に一軒しかない居酒屋で、「スズキ美味い」とか言いながら酒飲んでた。

 

 

 

*****

 

2日目。

 

朝から雨。

 

いやほんとに、雨男だな、ってつくづく思う。

 

今回の主目的の、現説が中止になっちゃったよ(笑)

 

なので、可児市土岐市の資料館で美濃焼見てたら、現説やる予定だった大学の方が連絡くれて、昼ご飯一緒に食べることに。

 

イタリアンでランチして(笑)、丁度、登り窯に火入れをしていると聞いたなんとか窯へ。

 

まじで名前忘れた。

 

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脚立!ださい!

 

申し訳程度に、火が出ている。

 

この地域に焼き物を伝えた人をたたえて、10年くらい前にこの登り窯を築いて、年1回火入れしている、って聞いた。

 

200円で薪なげができる。

 

帰ってきてから自慢するように薪投げたぜ、て言ってるんだけど、みんな高い!ていう。

 

けど、この薪、ご神木だからね。たしか。

 

願い事書いたもん。

 

「卒業できますように」って、切実に。

 

卒業できますように。

 

あと、薪投げたら、ポン菓子くれた。

 

このとき15:00まえ。

 

疲れたので帰ることに。

 

あ。元屋敷窯跡も見てきたんだ。

 

なにあれ。大きすぎるでしょ。

 

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上からみた写真。

 

あんまりいい写真じゃないな。

 

 

 

帰り、台風直撃で、高速道路でほんとに怖い目にあった。のもいい思い出……。

 

 

 

*****

 

卒論提出まで1か月切った。

 

半分も書いてない。

 

がんばれ。