今だけは。
焼き物と言ったら、「瀬戸物」を思い浮かべる人は多いと思う。
ただ、関東はじめ東日本は「瀬戸物」だけど、西に行くと「唐津物」だかなんだかって言う、て聞いたことがある。
でも、江戸時代初め頃に、京都三条通り沿いに瀬戸物屋があったみたいだし*1、ほんとに「唐津物」って言うのか疑問。
もう、「美濃物」とでも呼び始めたらいいんじゃないかとか思う。
ってことで、いまさら瀬戸美濃いった話。
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9月中旬あたりに、ゼミの人2人と瀬戸美濃行ってきた。
ここから高速乗って愛知県へ。
4時間くらいかかった。
遠かった……。
瀬戸蔵ミュージアムへ。
ボランティアの方がみっちり2時間弱解説してくれた。
影が入ってるのは申し訳ない。
窯構造のパネルとか、ぱしゃぱしゃ写真撮ってた。
そのあと、窯垣の道へ。
窯道具が石垣みたいに積まれているところ。
上の写真のところは、江戸時代に積んだもので、瀬戸で最古のものだって、おっちゃんが教えてくれた。
匣鉢、ばっきばきに割れてる。
このあと、おやつ近かったので、うどん食べに行った。
この日はほかは、陶祖様のとことか磁祖様のとことか見て、土岐市に向かった。
これ、陶製の鐘。
戦時中の金属供出の際に作ったとか。
ただ、撞けない。割れる。
土岐市では、駅前に一軒しかない居酒屋で、「スズキ美味い」とか言いながら酒飲んでた。
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2日目。
朝から雨。
いやほんとに、雨男だな、ってつくづく思う。
今回の主目的の、現説が中止になっちゃったよ(笑)
なので、可児市と土岐市の資料館で美濃焼見てたら、現説やる予定だった大学の方が連絡くれて、昼ご飯一緒に食べることに。
イタリアンでランチして(笑)、丁度、登り窯に火入れをしていると聞いたなんとか窯へ。
まじで名前忘れた。
脚立!ださい!
申し訳程度に、火が出ている。
この地域に焼き物を伝えた人をたたえて、10年くらい前にこの登り窯を築いて、年1回火入れしている、って聞いた。
200円で薪なげができる。
帰ってきてから自慢するように薪投げたぜ、て言ってるんだけど、みんな高い!ていう。
けど、この薪、ご神木だからね。たしか。
願い事書いたもん。
「卒業できますように」って、切実に。
卒業できますように。
あと、薪投げたら、ポン菓子くれた。
このとき15:00まえ。
疲れたので帰ることに。
あ。元屋敷窯跡も見てきたんだ。
なにあれ。大きすぎるでしょ。
上からみた写真。
あんまりいい写真じゃないな。
帰り、台風直撃で、高速道路でほんとに怖い目にあった。のもいい思い出……。
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卒論提出まで1か月切った。
半分も書いてない。
がんばれ。