実家は暇。
一次試験が終わってから、早起きの習慣が崩れかかっている。
早寝はしているんだけどね。
100円朝食も、無理して行かんでもいいか、と思って2度寝3度寝。
もともと?ろんぐすりーぱーなので。
9時間くらい寝ないと、布団から出る気がしない。
それに加えて、食欲も順調に落ちてきていて。
お腹空いていても、あんまり食べたくない。
夏に、熱出すのが目に見える……*1
6月読書録。
①マルセル・プルースト、吉川一義 訳(2010)『失われた時を求めて1 スワン家のほうへⅠ』岩波文庫
われわれの社会的人格なるものは、他人の思考の産物なのである。
ラカン先生ですね。
自分の言語は他者から借りている。
言葉があってこそ考えがあるので、つまり人格は他人の産物*2。
あと、下は好きな文章。
小さな音が窓ガラスにして、何かに当たった気配がしたが、つづいて、ばらばらと軽く、まるで砂粒が上の窓から落ちてきたのかと思うと、やがて落下は広がり、ならされ、一定のリズムを帯びて、流れ出し、よく響く音楽となり、数えきれない粒があたり一面をおおうと、それは雨だった。
こういう感性って、ほんとすごいよね。
なんか、ここですごいよね、とか言っている時点で私の感性のたかが知れるけど。
本たくさん読んでいても、詩的な言葉が思い浮かばない私の脳……。
②岡本裕一朗(2009)『12歳からの現代思想』筑摩書房
レポートのコピペとか、そういう身近な例を持ち出して、難しい現代思想を解きほぐそうとしている本。
思考の練習にはいいんじゃないでしょうか。
③高橋哲哉(2015)『デリダ 脱構築と正義』講談社現代新書
前期は現代思想の授業を受けていて、その中では、
フーコー、ドゥルーズ、デリダ、レヴィナス、ラカン、メイヤスー
を取り扱っていたんだけど、結構デリダに関心が出たので読んだ。
まぁ、最初の脱構築についてくらいしか理解ができなかったけど。
だんだん政治性を帯びてくるとよくわからない。
④千葉雅也(2014)『別のしかたで ツイッター哲学』河出書房新社
書名の『別のしかたで』は、レヴィナスの『存在するとは別の仕方で、あるいは存在の彼方へ』から。
千葉さんの、ツイートを、時系列をいじって並び替えてある本。
キーワードは「仮固定」。
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昨晩の「夜ふかし」、錦糸町だった。
南口のとき、全然いいイメージ放送できてなくて笑った。
汚いイメージだけ振り回していた。
高校生の私でもキャッチしてきたからね……。
ま、錦糸町の話題は事欠かないので、またいつかにでも。